2008.08.26 (Tue)
8月26日
昨年末、授かった命が、順調に育っていれば、
今日が出産予定日だった。
7週で心拍が確認でき、ほっとしたのもつかの間、
3週間後の検診では、前回動いていたはずの
小さな小さな心臓が、とまってしまっていた。
病院内ではなんとか涙をこらえ、平静を保って
説明を聞き、支払いを済ませるところまで
がんばったが、駐車場に止めてあった車の中に
入った瞬間、声にならない叫び声をあげて、大号泣した。
息もできないくらいに、泣いて泣いて、泣いた。
その検診は金曜日だった。
週明けに再度見てもらって、最終確認をしてから
手術ということになったが、あいにく夫は
カナダに出張中。
病院では、できればご主人に付き添ってもらった方が
いいとは言うものの、夫の帰国は月曜日の夜。
火曜日なら可能だと言うと、火曜日にはすでに手術の予定が
2件入っているので無理とのこと。
なので、断乳ヘルパーで来てくれていた母に
滞在をのばしてもらい、月曜日に手術をすることになった。
日曜日の夜、出血があったので病院に電話をすると
「大量の出血でなければ安静にして様子を見て」と
言われたので、ひたすらじっと寝て、安静に。
ところが、その夜から雪が降っていた。
そして翌月曜日は、関東地方は数年ぶりという雪に。
家の前の道路は雪が凍って、見たこともない大渋滞になっていた。
我が家の車は普通のタイヤだし、チェーンもついていない。
さらに、バスは時間どおりにこないし、タクシーも
「時間の約束ができないから」と来てもらえない。
何もない日なら、保育園を休ませることも考えるが、
私は朝から病院だし、母はその付き添いと迎えがあるし、
預けた方がよいだろう、と判断した。
仕方がないので、息子をベビーカーに乗せ、
母に保育園バッグやら私の簡単な病院グッズを持ってもらい、
凍った雪道を30分以上、ベビーカーを押しながら保育園へ。
安静どころか、いつもよりもタフな朝だった。
出血がひどくならないことを願いつつ、
なんとか保育園にたどり着き、息子を託すと
そのまま病院へ直行。
そして、生まれて初めて「麻酔」をし(静脈麻酔)、
生まれて初めて「手術」をした。
その後、妊婦さんを見かけては、
「私もあれくらい(のお腹)になっていたかなぁ」と思ったり、
息子のクラスメートのママが妊娠して「2歳違いになるの」と
言うのを聞けば「うちもそうなっていたのになぁ」と思ったり。
ふとした瞬間に、気持ちが不安定になる日々が続いていた。
初めて経験する「喪失感」を、私を苦しめるものではなくて
私の一部として受け入れられるまでに、数か月かかった。
でも、今日という日を迎えて、
なんだかとても気持ちが落ち着いた。
子どもは、神様からの授かりもの。
命がこの世に生まれる尊さを思う気持ちは、
以前とは比べ物にならないくらい強くなった。
息子が元気に生まれてきたことが、どれほどの奇跡と
祝福だったことか。
8月26日。
私の中に、小さな命が宿ってくれていた、大切な記念日。
その命は、半年以上前に天に帰っていったけれど、
今日は、ママとあなたをつなぐ、大事な日です。
ほんの数週間だったけれど、素敵な幸せをたくさんくれた
あなたに、心から、ありがとう。
今日が出産予定日だった。
7週で心拍が確認でき、ほっとしたのもつかの間、
3週間後の検診では、前回動いていたはずの
小さな小さな心臓が、とまってしまっていた。
病院内ではなんとか涙をこらえ、平静を保って
説明を聞き、支払いを済ませるところまで
がんばったが、駐車場に止めてあった車の中に
入った瞬間、声にならない叫び声をあげて、大号泣した。
息もできないくらいに、泣いて泣いて、泣いた。
その検診は金曜日だった。
週明けに再度見てもらって、最終確認をしてから
手術ということになったが、あいにく夫は
カナダに出張中。
病院では、できればご主人に付き添ってもらった方が
いいとは言うものの、夫の帰国は月曜日の夜。
火曜日なら可能だと言うと、火曜日にはすでに手術の予定が
2件入っているので無理とのこと。
なので、断乳ヘルパーで来てくれていた母に
滞在をのばしてもらい、月曜日に手術をすることになった。
日曜日の夜、出血があったので病院に電話をすると
「大量の出血でなければ安静にして様子を見て」と
言われたので、ひたすらじっと寝て、安静に。
ところが、その夜から雪が降っていた。
そして翌月曜日は、関東地方は数年ぶりという雪に。
家の前の道路は雪が凍って、見たこともない大渋滞になっていた。
我が家の車は普通のタイヤだし、チェーンもついていない。
さらに、バスは時間どおりにこないし、タクシーも
「時間の約束ができないから」と来てもらえない。
何もない日なら、保育園を休ませることも考えるが、
私は朝から病院だし、母はその付き添いと迎えがあるし、
預けた方がよいだろう、と判断した。
仕方がないので、息子をベビーカーに乗せ、
母に保育園バッグやら私の簡単な病院グッズを持ってもらい、
凍った雪道を30分以上、ベビーカーを押しながら保育園へ。
安静どころか、いつもよりもタフな朝だった。
出血がひどくならないことを願いつつ、
なんとか保育園にたどり着き、息子を託すと
そのまま病院へ直行。
そして、生まれて初めて「麻酔」をし(静脈麻酔)、
生まれて初めて「手術」をした。
その後、妊婦さんを見かけては、
「私もあれくらい(のお腹)になっていたかなぁ」と思ったり、
息子のクラスメートのママが妊娠して「2歳違いになるの」と
言うのを聞けば「うちもそうなっていたのになぁ」と思ったり。
ふとした瞬間に、気持ちが不安定になる日々が続いていた。
初めて経験する「喪失感」を、私を苦しめるものではなくて
私の一部として受け入れられるまでに、数か月かかった。
でも、今日という日を迎えて、
なんだかとても気持ちが落ち着いた。
子どもは、神様からの授かりもの。
命がこの世に生まれる尊さを思う気持ちは、
以前とは比べ物にならないくらい強くなった。
息子が元気に生まれてきたことが、どれほどの奇跡と
祝福だったことか。
8月26日。
私の中に、小さな命が宿ってくれていた、大切な記念日。
その命は、半年以上前に天に帰っていったけれど、
今日は、ママとあなたをつなぐ、大事な日です。
ほんの数週間だったけれど、素敵な幸せをたくさんくれた
あなたに、心から、ありがとう。
2007.05.13 (Sun)
妊婦時代。
息子を妊娠中、「ブログを始めたら?いい記録になるよ」と
何人かの人に進められた。
当時は、自分でHPを作るなんてとんでもない、ブログもとっても
大変そう、というイメージだったので、やってみようとは
これっぽっちも思わなかった。
なんせ毎日、つわりと闘いながらの出勤→切迫流産になりかけて
自宅安静→仕事に復帰→産休に入る日を待ち望みつつ働き→
産休に入った頃には妊娠9ヶ月で、出産準備を急いで始め
(それまでまったく何もしていなかった)→ついでに真夏だったので、
暑くて暑くて大変で…→あっという間に臨月突入→出産!
とにかく、忙しかった。
で、今、9ヶ月半の息子を見ていると、ほんの1年ほど前の
妊婦時代がはるか昔のことのようで、懐かしく感じられる。
当時から、もっといろいろ記録しておけばよかったな、と
ちょっと反省(後悔)しているので、思い出したときには
ちょこちょこ書いてみようかと思う。
ところで、今、夫と息子はお昼寝中。
なぜかそれぞれ横向きで、背中合わせになって寝ている。
同じようなポーズで、同じように薄目を開けて、
同じように鼻を鳴らしながら(夫はいびき、息子は鼻づまり)、
ぐーぐー寝ている姿を見ていると、
親子の遺伝子ってすごいなぁと、思う。
何人かの人に進められた。
当時は、自分でHPを作るなんてとんでもない、ブログもとっても
大変そう、というイメージだったので、やってみようとは
これっぽっちも思わなかった。
なんせ毎日、つわりと闘いながらの出勤→切迫流産になりかけて
自宅安静→仕事に復帰→産休に入る日を待ち望みつつ働き→
産休に入った頃には妊娠9ヶ月で、出産準備を急いで始め
(それまでまったく何もしていなかった)→ついでに真夏だったので、
暑くて暑くて大変で…→あっという間に臨月突入→出産!
とにかく、忙しかった。
で、今、9ヶ月半の息子を見ていると、ほんの1年ほど前の
妊婦時代がはるか昔のことのようで、懐かしく感じられる。
当時から、もっといろいろ記録しておけばよかったな、と
ちょっと反省(後悔)しているので、思い出したときには
ちょこちょこ書いてみようかと思う。
ところで、今、夫と息子はお昼寝中。
なぜかそれぞれ横向きで、背中合わせになって寝ている。
同じようなポーズで、同じように薄目を開けて、
同じように鼻を鳴らしながら(夫はいびき、息子は鼻づまり)、
ぐーぐー寝ている姿を見ていると、
親子の遺伝子ってすごいなぁと、思う。
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